ドッグウォーカー博士のスローライフ

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コミュニケーション ストレス

「こうしなさい」を保留する

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寒い日が続いてすっかりお腹が痛くなった。

今朝も曇っていて寒く、散歩には微妙な天気だった。

日差しを待っていたが冷たい風が吹くばかりだ。

はっちゃん(秋田MIX♂7歳)もどうしようか迷っている風だったが、10時ごろになって「散歩行こうかな」と言う。

マルちゃん(大型犬MIX♂11歳)はどちらでもよさそうだったが、しばらく悪天候が続いたので、さらっとご近所チェックはしたいだろう。

出かけてみると、はっちゃんはヤギさんチェックだけして引き返し、マルちゃんはそこまでも行かずに帰ってきた。

予想通りではあったが、犬に判断してもらうというのが大事だ。

人間が最初から「こうしたほうがいいよ」と提案するのは、明らかに犬にとって多大なデメリットがあるときだけに限定したい。

その場合も、犬が「絶対行く!」と主張するときは聞き入れて、ごく短時間で引き上げるようにするなど妥協点を探ろう。

そうすると犬も納得する。

たとえば、強風が吹き荒れていて散歩に出ると興奮することが確実なときなどだ。

外に出て歩き始めたら、犬が自分で「もう帰る」という可能性もあるし、短めに切り上げることもある。

興奮してしまって走ろうとしているような場合は、すでに自分で判断できなくなっているので、さらに興奮が高まる前に家に引き返そう。

一般的に「しつけ」や「トレーニング」の世界では、犬は愚かだから人間が教えてやらないといけないという差別的な犬観が主流だ。

だが、犬もその他の動物も、自分たちが生き残るのに必要な知恵を持っており、人間的な表現でいえば「合理的な」判断をしている。

だが、人間の場合と同様に、強いストレスにさらされたり、長期間ストレス状態が続いたりすると、判断力が弱ってくる。

わたし自身も、ストレスがかかるとミスを頻発すると、長期的なストレス下では驚くような判断ミスをしていた。

脳がよく働かなる感じだ。

保護犬やお客さん犬たちを見ていると、ストレスレベルが下がるにつれて判断力が回復していく過程がよくわかる。

ストレスの原因を減らして犬の判断力を高めると、犬におまかせで事足りるようになる。

それまでの間も、最初から「これがいいからこうしなさい」と決めつけずに、犬の意思を尊重しながら適切なタイミングで提案するようにしよう。

 

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1250414a.jpg です

午後、少し日差しが出たときに昼寝を楽しむマルちゃん。

 

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