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早朝、弱い雨音が聞こえるなと思ったら、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)がわたしのベッドに乗ってきた。
少し不安な時にはかならずわたしのところに来る。
腕枕して撫でてあげながら雨が止むまでふたりでまどろんだ。
至福のひとときだ。
はっちゃんがごはんを食べるというのであげて、トイレのためにドアを開けてあげたが、「行かないよ」という。
大気の不安定さがまだ残っているようだ。
これでは散歩にも行かないかもしれないと思いながらしばらく部屋で1時間ほど待っていると、ようやく庭に出るという。
「今日はお散歩どうだろうね~」。
「お庭散歩にしようかな」。
庭でくつろいでいて散歩に行くと言わないので、今日は中止かと思いきや、わたしの通院1時間前を切ってから、「じゃあそろそろ行こうか」と誘いに来た。
ブラブラ散歩だと遅れてしまいそうだったが、風が強くていまいちな日和だったので、早めに切り上げるだろうと踏んで出かけた。
すると実際その通りで、ネコ餌ポイントだけチェックして直ぐに帰ってきた。
おかげで通院にも影響なし。
こんなふうに決まった時間に予定が入っているときはちょっとハラハラする。
ところで、犬を呼んでも来ないとか、来ても離れたところで止まるのは、信頼関係ができていないからだというのを聞いたことがないだろうか。
わたしはこれを聞くといつも不思議に思う。
わたしたちだって、たとえ信頼している相手でも、忙しい時に呼ばれたら、「今行けない」とか「ちょっと待って」というだろう。
犬も、こちらがうっかり変なタイミングで声をかけてしまったときなどは(めったにやらないが)、チラッとこっちを見て「ちょっと待って」と言っているように見える。
いついかなる時も直ちに飛んできて、人間のすぐそばに控えるというのは、奴隷か召使でもなければやらないだろう。
そしてそういう関係は、人間界では軍隊でもなければ時代錯誤も甚だしい。
わたしがイギリスでシーラハーパー氏のもとで研修を受けた時に、呼び戻しを教えないのか聞いてみた。
すると「教えてますよ」と言って、犬が道を外れそうになった時にリードを固定して黙って待っているのがそれだと教えてくれた。
たしかに呼び戻しと言えなくもないが、ちょっと衝撃だった。
でも散歩のときにはオンリードなのでそれで十分である。
万が一リードが外れたりしても、ゆっくり散歩で犬が落ち着いていれば、勝手にどこかに行ったりはしない。
犬が庭にいるときに誰かが来て、部屋に戻ってきてほしい時は自分で判断してさっと戻ってくる。
室内の方が安全だからだ。
日本は基本的にオフリード禁止で庭がない家も多いのに、なぜそんなに呼び戻しにこだわるのだろう。
犬がパニックになって道路に飛び出したというような場合は、すでにパニックになっているので呼び戻しを教えても耳には入らないだろう。
それよりは、パニックにならないように環境を整えたり、ストレスレベルを下げたりする方がずっと有効だ。
そして呼び戻しと信頼関係には直接的な関係はない。
信頼していない人に呼ばれたら犬は寄って行かないというのは言えるだろうが、すぐに来ないとひどい目に合うと学習している場合はいやいやながら寄っていく犬もいるだろう。
また先に書いたように、信頼している人に呼ばれても、犬が自分の用事に忙しいときには「ちょっと待ってね」と言うこともある。
すぐそばに行くかどうかは、そのときの状況にもよるし、犬のパーソナルスペースの多寡にもよるだろう。
「部屋に入らない?」と提案するために呼んだときに、自分のそばに来てオスワリしてもらう必要はないし、犬はそんな判断はしないと思う。
トレーニングやしつけの常識は犬にとってはあまりに不自然で、理解不能ではないかと感じることが多い。
人間であるわたしにも理解できない。
もっと素直に犬と友だちになって仲良く暮らせば、それが犬にも人にも最も幸せなことだ。
「最低限これだけはしておきたいしつけ」的な言説に惑わされず、もっと犬に寄り添って犬目線で考えていくといいと思う。
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