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冷え込みが強くて風もあったが、よく晴れて天気が良かったのが救いだった。
少し厚着をしてウォーキングに出かけたらすぐに体が暖まった。
わたしの心身を健康に保つには、こうしてきれいな空気を吸って青空を見ながら歩くことが欠かせない。
1月には手首の手術と両親の介護で東京に行くと、これができなくなるのが非常につらい。
インド・ウダイプールは空気は悪くゴミも多かったが、景色は美しく動物たちがたくさんいたので、東京に滞在するよりもはるかにいい。
花が少なくなったので、プランターや畑に植わっているのを見て楽しむ。
大雪で各地の交通道路が通行止めになっているので、こうして太陽のもと乾いた道路を歩けるのはありがたい。
雪と言えば一昨年まだマル・ハチが健在だったころのことを思い出す。
こういう写真を見るのもまだまだつらい。
ところで、英語で自閉症のアドボカシーグループ(当事者を中心に権利を擁護する活動をしている団体)を検索していくつかホームページを読んでいて、まったくその通りだと思ったことがあった。
それは、「当事者とともに決定する」ということだ。
日本語でアドボカシーという言葉を検索すると、意思疎通が難しい当事者に代わって代理人が利益を代弁し擁護するというようなことが書かれている。
確かにそういう部分もあるが、その前に当事者の意思を把握するためにあらゆる手立てを尽くし、意思決定の場に当事者を加えるということが大切なのだ。
英語サイトではこの部分がしっかり強調してある。
ヨーロッパ思想史の講義をしていた時から、権利を主張していくということの意味が日本ではよく理解されていないとは感じていたが、今でも大して変わっていないような気がするところが残念だ。
これは障害者だけでなく、その他さまざまなマイノリティーの権利運動にも影を落としているように思う。
自閉症については、これまで当事者抜きで「専門家」による研究が行われ、非自閉症者による解釈に基づいて自閉症者像がつくられて、非自閉症者の社会への適応が求められてきた。
なのでこうした研究者によって書かれた障害特性の解説を読んでいて違和感を覚えることが多かった。
だが最近になって、自閉症者であることが発覚した研究者による新しい研究が現れるようになり、多くの当事者の声が研究に反映されるようになってきた。
海外ではアドボカシーグループが多数設立されて、当事者による当事者のための権利擁護運動が展開されるようになってきた。
その他のマイノリティ(=社会的な権力から疎外されている者)についても言えることだが、当事者の声は届きにくく、マジョリティ(=権力を持っている者)によって決められてしまうことが非常に多い。
その権利を擁護するためにはマイノリティの声に耳を傾け、ともに決定していくことが大切になる。
これは犬やその他の動物についても言えることだ。
わたしはいつも、「犬の意見を聞く」、「犬の決断を尊重する」ということを繰り返し主張している。
それは強者の側の人間が良かれと思って勝手に進めたことが、犬に苦痛を与えたり、犬の利益にならなかったりすることがあるからだ。
犬には犬の意思があり、固有の利益がある。
まずはそれを聞き取る努力をするべきだ。
このブログ読者でない一般の人の中の多くは、犬はしゃべれないからできないと思っているだろう。
だが、犬はボディランゲージや特定の行動で自分のことを表現している。
そしてその解明も進みつつあるのだ。
自分の方がよくわかっているという考えは、犬の利益を損なうことがあるということを自覚して、犬を置き去りにしないように努めるべきだ。
犬に幸せに暮らしてもらうためには、この視点が欠かせないとわたしは考えている。
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