ドッグウォーカー博士のスローライフ

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攻撃されそうになったら

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気持ちよく晴れてさわやかな天気だった。

こんな日は海に行くマルちゃん(大型犬MIX♂11歳)。

 

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_20200228_101627a.jpg です

 

真剣にビーチコーミングする。

もうすぐ海とお別れなのは残念だ。

だが、引越し先には素敵な川原がある。

また別の楽しみができるだろう。

わたしは目が痒くて湿疹ができ始め、胃が痛くてちょっと不調だったが、庭仕事に汗を流した。

今度の家も庭が広いが、亜熱帯ではないので草刈りはかなり楽だろう。

フェンスの外の草を刈りに行ったら、盛り土が崩れて大きな石がたくさん転がっていた。

どうやらイノシシたちが掘り返したらしい。

一時期殺されて見なくなっていたイノシシが、最近またぼちぼち現れるようになってきた。

お友達イノシシさんはいなくなってしまったが、暗くなるころに別の個体が静かにやってきている。

そっと挨拶しているが、たまにしか来ないし時間がないので、仲良くなるまでには至らないだろう。

動物たちは友好的な人と敵対的な人を瞬時に嗅ぎ分ける。

もちろん、パニック状態になっていたり、興奮しすぎていたりしたら判断を誤るだろうし、そばにいる人に八つ当たりするかもしれない。

だが、落ち着いている場合はちゃんと判断している。

日本では自由犬(人間と暮らしていない犬)やひとり散歩をしている犬がほとんどいないので、そういう犬に会ったら人間の方が驚いて過剰反応しそうだ。

野生動物への対応を見ているとそう思えてならない。

だが、犬もその他の動物も、わざわざ人間と闘おうとはしない。

基本的に争いごとは回避するように行動する。

なので、こちらが闘志を燃やして戦いを挑んだりなどせずに、カーミングシグナルを出してスルーすればいいのだ。

自分の方に向かって来たとしても、静かに後ずさりながら道を相手の進路を邪魔しないように避けて、ガン見したりせずに軽く横を向いて静かにしていたら、被害を最小化できる。

何かを振り回したりなど攻撃的な態度を取ると、相手を刺激して戦闘状態になる。

噛みつきがある同居犬の場合も同様だ。

カーミングシグナルを出しながら静かに後ずさって安全なところに避難する。

どんな動物でもこれが基本だ。

叩いたり蹴とばしたりするのはもちろんのこと、「ダメッ」、「コラッ」などと叱るのも攻撃的な行動であり、相手の警戒心や恐怖心を煽って事態をこじらせる。

とにかくカーミングシグナルを出すというのが最も有効で、目をそらす、フリーズする、相手がいないかのように振る舞う、体を小さく見せる、顔と体を横向きにするなどは、とても使いやすいシグナルだ。

仲良くなりたい初対面の動物に出すと安心してもらえる。

外猫さんにはまばたき挨拶すると喜ばれる(驚かれることもある)。

戦闘モードになるのが最もよくないということを覚えておこう。

 

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