ドッグウォーカー博士のスローライフ

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引き続き体調がよさそうなはっちゃん(秋田MIX♂10歳)。

 

「お散歩行くよ!」

 

 

今日は暑くなるという予報で日差しがあった分暑く感じたが、はっちゃんはいつも通りのんびり散歩を楽しんだ。

マーキングをチェックするはっちゃん。

「トイプーさん、元気にしてるみたい」。

 

ごはんをおいしく食べて散歩に行けるというのは大事なことだ。

うちは夏場は朝日が入って暑いので、クーラーをつけてはっちゃんに涼しく過ごしてもらった。

日が入らなくなったら風がよく通るので窓を開けた方が涼しい。

はっちゃんはいつも自分で涼しい場所に移動して休んでいるのでその点は大丈夫だが、生存確認のため呼吸音に耳を澄ませたり胸の上下動を観察したりしている。

外にいるときにはときどき窓からのぞいて見る。

ちなみに、マルちゃん(大型犬MIX♂2021年没)が庭にいるときもそうしていた。

最近、隣町散歩コースの庭先の小さな犬小屋につながれてよく吠えていた大型犬さんが亡くなったのだが、暑くても寒くても体調が悪くても気づいてもらえなかったのではないだろうか。

家から少し離れた空き地に犬小屋があるので余計にそう思う。

他国のように繋ぎ飼いを禁止する法律が一刻も早くできるよう望んでいる。

自分の眼が届かないところに隔離してしまわないということは大事だが、そうしていれば犬の要望に気づくことができるかというとそうとも言えない。

定期的な観察は必要条件ではあっても、十分条件ではないということだ。

というのは、この子はこうだからと思い込みで判断しやすいからである。

寝場所や食べ物、散歩の時間、好きなおもちゃなどはもちろんのこと、今必要なこと、今やりたいことも変わっていく。

昨日はこれでよかったのに今日は違うの?ということがよく起こるのは、みなさんもよくご存じだろう。

はっちゃんは、昨日わたしと半分こしたスイカを一口残していたので、今日は一口分少なめに入れたら「もっとちょうだい」と言いに来た。

寝場所も気温や気分によって違う。

犬に快適に過ごして満足してもらうには、選択肢を常に多めに用意しておくことが大切だ。

そしてその都度犬に聞いてみよう。

いつも書いているが、「犬に聞く」(=よく観察する)というのは非常に大事なことで、これができれば犬が年を取ったり病気になったりなど状況が変化しても慌てることはない。

犬が教えてくれるからだ。

そのためにはボディランゲージをしっかり読み取れるようにして、自分自身もボディランゲージで会話できるように練習を積んでおきたい。

犬に幸せに暮らしてもらうには、人間側の最大限の努力が必要だ。

 

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