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散歩の帰りにここに寄るのがブームのはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
今日は枝を見つけて齧った。
そのあと舗装道路でほんの少し休憩。
家のそばで紐を発見して齧ってみる。
ぶんぶん振り回し、食いちぎって楽しむ。
家に持って帰るだろうと思ったら、ポイっと捨てて立ち去った。
あっさりしている。
ところで、犬にも血液型があるのをご存じの方はけっこういるだろう。
犬の血液型の分類はDEA式が一般的で7種類ある。
安全に輸血するためには、血液型が一致している必要があるのだ。
万が一自分の犬に輸血が必要になったら、血液型を調べて一致する血液を輸血しないといけない。
ではその血液はどこから調達するのだろうか。
人間の場合は日赤の血液センターにドナーから集められた血液が保存されている。
だが、犬や猫の場合にはそういうシステムがない。
そこでそれぞれの動物病院で輸血に使える供血犬や供血猫を飼育していたり、一般家庭の犬猫を供血犬・猫として登録する制度を導入したりしている。
わたしもずっと以前に申し出たことがあったが、その病院は輸血はしない方針だったので募集していないと言われた。
供血犬・猫を飼育していない病院も多いが、飼育しているところでは飼育環境がとても気になっている。
わたしが実際に見たことがあるいくつかの病院では、犬も猫もケージに入れっぱなしだった。
家にも連れて帰らずに病院に置きっぱなしで、犬はほとんど外に出さず、出しても排泄だけである。
つまりほとんどの時間をケージの中で過ごすという暮らしを一生続けるのだ。
一般家庭の犬猫をドナー登録する方式がよさそうに思えるが、輸血が必要な事態になったときに駆けつけてもらわないといけないので安定供給が難しい。
だったら血液バンクの制度を作ればいいのではないか。
アメリカには血液バンク制度があり、最初の献血センターは1989年にボストンで初めて開設されたそうだ(こちらの記事参照)。
一般家庭のドナーには報酬が出るのだが、主治医を通じて必要な健康診断、血液検査、ワクチン、フィラリア予防、ノミやダニの予防などの支払いに充てられるという。
とてもいい制度で、これだと閉じ込められて苦しむ供血犬・猫は必要なくなる。
だがアメリカでも唯一カリフォルニア州だけは、血液バンクの血液調達を民間会社の供血犬飼育施設からのみに限定してきた。
病気に感染していない信頼性の高い血液を供給するためというのがその理由だ。
この記事によると、施設に収容されているの多くは犬はレース業界からの引退グレイハウンドであり、「残酷で非人道的で時代遅れで野蛮だ」という批判が起こった。
活動家は一般家庭の犬猫を連れてきて、健康診断を受け、献血してから家に帰る、人間の献血システムに近い方法を求めた。
そしてこの10月9日に、カリフォルニアペット血液バンク法が成立し、一般家庭犬猫から血液を調達する方式への転換することになった。
供血のために監禁されている犬は「血液奴隷」であり非人道的だからやめるべきだという民意が勝ったと言えるだろう。
翻って日本では、大規模な収容施設はないが、個々の動物病院で似たような状態に置かれている犬猫が存在する。
もちろん中にはケージフリーで飼育したり、家に連れ帰ったりしているところもあるだろう。
だがどのような状態で飼育するかは完全に個々の獣医師にゆだねられているので、奴隷状態に陥る可能性を阻止できないという重大な問題を抱えている。
供血のために自由を奪われている犬の血液で、自分の犬を救うのは嫌だ。
わたしは、一般家庭からのドナー登録を進めつつ、血液バンク制度を設立するのが急務だと思っている。
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