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今日は雨が上がるかと思ったが、昼過ぎまでずっと雨で散歩は中止になった。
はっちゃん(秋田MIX♂9歳)はとても落ち着いていたので、コロナ感染拡大でお休みしていたリハビリと診察に行ってきた。
今は脚は終わって手首だけなのだが、それも10月いっぱいで終了ということになった。
まだ動きがよくないが、少しずつよくはなっている。
手首についてはプレートを抜く手術を来年5月に行い、脚のプレートはそのままにするということになった。
脚も抜くことができるのだが、わたしはしょっちゅう転ぶのと、入院・安静が必要になるのとで抜かないほうがいいと判断したのだ。
早くこの治療とおさらばしたい。
さて今日は、早食い対策の時に少しだけ触れた食器台(食器スタンド)について書こうと思う。
これについては最近使っている人をよく見かけるし、質問も複数いただいているので関心が高いようだ。
食器台を使うメリットとデメリット
食器台が広まったのは比較的最近のことだ。
食器を高い位置に置くと食べやすそうに見えるということと、床を汚さないので掃除しやすいということがその要因ではないかと思われる。
だが、おとといの記事でも書いたように、高い位置での給餌はGDV(胃拡張・胃捻転症候群)リスクを上げるので、とくに胸が深い大型犬は避けたほうがいい。
他方で、関節炎を持っていたり嚥下困難な状態にある犬にとってはメリットがある。
犬は食べ物を飲み込んだのちに後に頭を持ち上げる傾向があるが、台を使うことでその必要がなくなるので、背骨や首、関節などへのストレスが軽減される。
これらの部位に疾患を抱えた犬や、高齢で故障が出てきた犬にとってはメリットとなる可能性がある(ただし調査研究はされていない)。
また、嚥下困難を伴う巨大食道症の犬には、治療の一環として食器台の使用が推奨されている。
台とイスがセットになった「ベイリー・チェア」がよく利用されているようだ。
頭を高い位置にキープすることで、食道が垂直に近づいて食べ物が胃に落ちやすくなるという効果が期待できる。
このように食器台は疾患を持った犬には一定のメリットがあるが、健康な犬については疑問である。
少なくとも使ったほうがいいという確実な証拠はない。
そもそも犬は頭を下げる姿勢で食べるように進化してきたので、犬にとってはそれが自然な姿勢である。
関節や骨に問題がない場合は、あえて台を使う必要はないと考えられる。
台を使うことで空気を飲み込みやすくなる可能性も指摘されているので、むせやすくなるかもしれない。
関節や骨に問題がある場合も、まずはかかりつけの獣医に相談してみよう。
ちなみにうちの犬たちは、嚥下困難の様子を呈してきたはっちゃん以外は誰も使っていない。
また22歳で亡くなった猫のキキさんも、腰や関節の痛みは持っていたが、食器を高くすると床に落として食べていたので床置きにした。
何よりも犬猫の様子をよく観察することが大切だ。
その上で獣医とも相談して決めよう。
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