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今朝も庭に出てみると、大気の状態が不安定で不穏な天気だった。
はっちゃん(秋田MIX♂9歳)、これでは散歩に行かないだろうと思ったが、念のため行かないか聞いてみると「行かないよ」とそっけなかった。
たしかに…。
つまらなそうにしているかというとそうでもなく、手作りご飯の作り置きを味見したり、自分のベッドで涼しい風に吹かれながらウトウトしたりして機嫌よく過ごしていた。
「手作りごはんおいしかった!」
はっちゃんは、わたしがそばを通りかかったときに、お腹を撫でてほしいと仰向けになって脚をパカーンと開く。
そしたら撫でてあげるのだが、かなり長い時間撫でていても「もっと」と言われることが多い。
どのぐらいの間撫でてほしいかは犬によって違うので、常に犬の様子をよく観察して嫌がっていないか気を付けよう。
また、スマホを触ったりテレビを見たりなどしながらいい加減に撫でるのは犬に嫌がられるもとなので、撫でるときはその行為に集中したい。
犬がお腹を見せた時、はっちゃんの場合は「撫でて」だが、犬によってまた状況によってその意味は違ってくる。
そもそもお腹を撫でられるのがそれほど好きじゃない犬もいる。
お腹見せは相手への服従(submissive)の行為だと説明されているのを見聞きするが、これは固定的な上下関係のことだとよく勘違いされている。
だがそうではなくて、submissiveは従順と訳したほうがわかりやすいだろう。
その相手とのその瞬間において、ちょっと引いているときに行う、という意味だ。
さらにそれよりも、相手をなだめるカーミングシグナルと解釈したほうが正確だとわたしは思っている。
犬同士では遊びの時に、「これは遊びだよ」ということを確認するために、遊びの最中に出しているのを見ることもある。
また、マルちゃん(大型犬MIX♂5月15日没)は、お友達になりたい雌犬が怖がっているときにお腹を見せることがあった。
これは「大丈夫だよ、ボクすっごくやさしいから」ということを伝える強いカーミングシグナルだ。
そういうときは体はリラックスしているし、顔もやさしい。
他方で、厳しいしつけをしている人間に対してお腹を見せるときは、犬はガチガチに緊張していて多くの場合白目が出ている(ストレスのサイン)。
これは、「お腹を撫でて」と言っているのではないので、ワシワシ触ったりしたら恐怖のあまり犬が噛みついてくるかもしれない(実際、そういうケースもある)。
なぜかこれを、「自分の方が偉いと思っている」とするナゾ解釈があるようだが、犬のボディランゲージは早いスピードで刻々と移り変わっていくので遅れないようにしたい。
ネコでありがちだが、今まで気持ちよく撫でられていても急に「もうたくさん!」となってひっかいたり噛みついたりすることがある。
犬の方がもっと変化が緩やかな印象だが、ぼんやりしないようにしよう。
それから、ただ暑くて鼠径部を冷やすためにお腹を見せたり脚を開いたりしていることもあるので、そういうときも勝手に決めつけて触ったりしないようにしたい。
わたしたちは犬に確かめもせずに接触しがちなので、常に適度な距離と敬意をもって接したいものだ。
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