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昨夜から雨が降っていたので散歩は中止。
「雨だね…」
ちょうど手作りご飯が切れたタイミングで、市販ドッグフードの問題を取り上げたオンラインセミナー(英語)を見て、病気リスクを減らすために手作り食の割合を増やそうと思ったからだ。
アメリカで販売されている市販の大手メーカーの犬猫フードから高い割合でグリホサートが検出されており、犬猫の尿にも排出されているというデータが紹介されていた。
グリホサートは除草剤に含まれており、農業用としても家庭用としても日常的に大量に使われている。
ところが、ガン、不妊症、脳障害、心臓病などを引き起こす恐れがあることがわかったため各国は規制を始めたが、日本ではまったくその兆しがない。
犬への影響や調査結果についてはこのサイトに掲載されている→https://www.dogsnaturallymagazine.com/the-hidden-dog-food-ingredient-that-can-harm-your-dog/
市販品でもオーガニックであればいいと思うかもしれないが、ドライフードには多量のでんぷん質が含まれており、それを高温で調理することで発がん物質であるアクリルアミドが生成する。
日本では、人間も犬猫も、その死因の第一位がガンであることを考えると、リスクはなるべく減らしたい。
その点、オーガニック食材を使った手作り食であれば安心だ。
今までは市販ドライフードと手作り食を半々程度にしていたので、手作り食メインにしたい。
ちなみに市販フードは、オーガニック食材を使ったカナダのメーカー、ギャザーのエンドレスバレー(ベジタリアン)を使っている。
手作り食をメインにするには、サプリを添加して微量栄養素を補う必要がある。
うちの犬たちはずっと動物性のものを含まないプラントベース食(ヴィーガンフード)を食べている。
海外サイトではヴィーガン手作りドッグフード専用サプリが販売されているが、日本では入手困難であることがわかった。
となると、栄養素計算ソフトで栄養素を計算し、不足するものを個別のサプリで添加する必要がある。
無料栄養素計算ソフトは、猫ピカイアさんが公開しているものをサイト開設当初から使っている。→https://nekogohan.net/eiyokeisan/04-01/
わたしは慣れているので使いやすいが、他にもいくつかあるので使いやすいものを使うといい。
レシピはこちらのサイトをベースにして、不足した微量栄養を計算して加えた。→https://janeunchained.com/2018/10/10/make-your-own-vegan-dog-food-at-home/
出来上がったのがこちら。
試食係のはっちゃん(秋田MIX♂8歳)によれば、「いつものよりおいしい!」とのこと。
レシピは別サイト「エシカルな食卓」にアップしたので興味がある方はどうぞ。
この分量で作った場合、総カロリーが2700kcal程度となる。
小型犬の場合は小分けして冷凍保存すればいいが、うちは1日それぞれ900カロリー程度なので、2頭の3食分にしかならない。
作るのは大変ではなく、食材はあくまでうちの場合だが、すべてストックがあるものばかりだったが、値の張るオーガニック食材があっという間になくなるので懐が痛い。
うちはずっと似たようなものを食べさせているので、1週間程度かけて割合を増やしていく予定だが、こういう食材が初体験の場合は、その犬の一口サイズをこれまでのフードにトッピングするところから始めよう。
トッピング程度であればサプリ類は加えなくて大丈夫だ。
急に変えると消化不良を起こすので、その点は気を付けていただきたい。
犬の様子を見ながら、好みを聞きながら移行しよう。
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