ドッグウォーカー博士のスローライフ

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散歩

引っ張りに釣られるのは犬にも不快

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今朝の室温は10度で凍えそうだった。

ストーブを点けてもなかなか室温が上がらなかったので、日中防寒対策をした。

隙間だらけの古家なので窓にプチプチを貼ってしのいでいるのだが、それをしっかり貼り直した。

「まだ終わらないの?」と見に来るはっちゃん(秋田MIX♂8歳)。

 

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こういうときはもの言いたげだ。

寒かったが日が上ってからは急に暖かくなったので散歩は快適だった。

 

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キラキラするマルちゃん(大型犬MIX♂12歳)。

 

はっちゃんと散歩しているときに、真正面からフレキシリードで大き目の柴犬に引きずられてつんのめりながら高齢男性がやってきた。

うまい具合に回避できたのでよかったが危険極まりない。

犬の引っ張りに釣られてそのままついて行かないというのは重要なことだ。

犬に引っ張られた状態での散歩はそもそも危険ということもあるが、犬にとっても不快なのだ。

犬の体に常にテンションがかかり続けているので、その不快感からますます興奮してさらに早足になり、さらにテンションがかかってさらに不快になって早足になるという負の連鎖が起こる。

ストレスは高まる一方だ。

なので、最初にしっかりテンションをかけてスピードにブレーキをかけ、リードのテンションを緩めている間に快適に歩いてもらう。

また早足になったらまたテンションをかけて緩めるというのを繰り返す。

これがPONOPONOのリードワークだ。

リードが緩んでいる時間があるので犬は徐々に落ち着いていく。

人間同士で練習してみるとわかるが、このやり方だと不快感がなくて気持ちがいいし、自然とゆっくり歩きたくなるからおもしろい。

短いリードだと緩めるときに長さが足りなくなるので、3~5メートルのものを使おう。

もちろん、フレキシのような自動巻取り式リードではまったく不可能だ。

また、首輪だとテンションがかかった時に首に深刻なダメージを与えるので、かならずハーネスを使おう。

実技レッスンをすると、テンションのかけ方が甘い方、かけている時間が長すぎる方が圧倒的に多いので、しっかりかけてすぐにじんわり緩めるというのを意識しよう。

 

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