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昨日ずっと家にいたので、たくさん遊んでお昼寝してリラックスして過ごしたイナちゃん（白黒猫♂４か月）。
ようやくコームを買ってきたので梳かしてみると、皮膚のところどころにあったかさぶたがなくなっていた。
耳の淵にぐるっとくっついていたかさぶたもなくなって、つるんとしている。
よく見ると足の先のハゲも薄くなっていた。
白癬菌の感染によるものだったのだが、それがずいぶん治ってきている。
目の調子もいいようで、涙っぽさが減りつつある。
この調子で白血病ウィルスも追い出してほしい。
今朝はまた頭を齧って起こされたので、寝坊することなく朝一で病院に行った。
開院前についたのだが先客がいたので待合室で待っていると、「出るー、出るー」と鳴く。
「もうちょっとだから待っててねー」となだめながら１５分ほど待った。
やはり注射を打つと痛がって強い力でもがく。
かわいそうだが、連続投与はあともう２回だ。
陰転する可能性もあるし、しなかったとしても元気でいられる時間が延びるので、がんばってもらう価値はある。
帰宅するとすぐに倒れていた。
「疲れたー」。
だがさすが子猫だ。
すぐに元気になっておもちゃで遊び、机で作業しているわたしを全力でお手伝いしてくれた。
作業が進まないのでシェルターで借りてきたネズミのおもちゃで遊んで開けると、やっと満足しておとなしくなった。
犬でも猫でも、仕事をしているときに遊んでほしくてちょっかいを出してくることがある。
相手をしないといつまでも邪魔してくるので、叱っている人が多いのではないだろうか。
だが、叱ったところで犬猫たちは満足しないので、「いたずら」は止まない。
人間は腹を立て、犬猫たちも欲求不満でイライラする。
わたしはこういうときには、直ちに満足するまで相手をしてあげてくださいとアドバイスしている。
自分の用事は、よほどの急用でもない限りはいったん中断すればいい。
それに、本当に差し迫った大事な用事の時には、動物たちもちゃんと理解して協力してくれるものだ。
「犬猫の言うことを聞いていたらわがままになる」ということが、毎日のようにしつけサイトで書かれているが、いつも書いているように全くそんなことはない。
むしろわがままなのは人間の方だ。
自分の都合ばかり押し付けて、ちょっと拒否したらわがまま呼ばわりする。
犬猫たちは正当な要求をしているだけであり、それが聞き入れられたら満足して落ち着く。
エンドレスで要求し続けるなどと言うことはない。
もしあったとしたら、慢性ストレスによる強迫神経症などかもしれないので行動治療科に行ってみよう。
「遊んで」と言われたら遊んであげる。
この簡単な対応で、やっかいなストレス行動の発現を予防することができるのだから楽なものだ。
犬猫に我慢をさせたり、教え込んだりするよりもずっと効果があるということを声を大にして言いたい。
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