ドッグウォーカー博士のスローライフ

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やめて対うっとりー撫で方でこんなに変わる

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昨日は長時間ドライブでくたくたになり、夕方から寝てしまった。

だが神経が高ぶっていたようでよく眠れず、夜中に5~6回目が覚めた。

それでも朝には回復したので、張り切ってネコシェルターに行った。

だがボランティアさんのひとりが早朝に来て掃除していったそうで、わたしが言ったころにはすっかりきれいになっており、わたしはただ単にネコまみれを堪能することになった。

わたしが発見してこちらで保護してもらったケディさんは、肉付きも毛づやもよくなっており、風邪も治っていて元気そうだった。

 

 

当初はトイレ内のケージで一人静かに過ごしていたが、環境にも慣れてきたのでネコ部屋内のケージに移動していた。

まだエイズ白血病の確定診断が出ていないので(保護から1か月しないとわからない)、もうしばらくはケージ生活だ。

ちゅーるをあげると喜んで食べてくれた。

代表にも少しずつなついてきているそうだ。

今日は雨の降り始めでみんな眠くて静かにしていたが、わたしが行くとすぐにこの黒ネコさんが寄ってきて甘えてくれた。

 

 

しばらくまったりしていたら、小学生の女子と放課後デイサービスの職員が見学に来た。

女の子はネコと暮らしていたことがあるそうで、自分から触ったりせずに控えめにしていた。

だが犬と暮らしていたという職員の方は、寝そべっているネコさんの前脚をいきなり触ったり、犬によくやるような感じで口元をチョイチョイと突いたり、手を小刻みに動かしてせわしなく撫でたりなどする。

写真の子とは別の、甘えん坊だがちょっと繊細な黒ネコさんは、すぐに尻尾をパタパタし始めた。

イライラしているのである。

これは犬も同じなのでその人も気づいていたのではないかと思うが、嫌がっていますよと伝えておいた。

それとほぼ同時ぐらいに黒ネコさんはカプッと職員の手を齧った。

だが感心したことに、イライラ度のわりにすごく自制して力を入れずに軽く噛んでいた。

「ネコは犬とは違うのね~、犬は喜ぶんだけど」と言っていたが、犬は我慢しているだけである。

そのあと代表が来ると、代表に八つ当たりして発散していたので、事情を説明しておいた。

犬でもネコでも、嫌がっていることに早く気付いてあげて、イライラさせないようにしたいものだ。

人間だって噛まれたり逃げられたりするよりも、気持ちよさそうな顔をして喜んでもらえる方がずっといいだろう。

そんな顔はいつまでも見ていられる。

ちょうどいい写真が撮れたので、紹介しようと思う。

ネコ好きさんは萌え死ぬので閲覧注意。

子ネコさん4匹がいて、みんな風邪をひいて花をズビズビ言わせていた。

 

 

 

 

元気も食欲もあるのですぐに回復しそうだが、この子たちにはお母さんがいなくてグルーミングを受けられないため、代わりに撫でてあげることで血行を良くしてあげたかった。

ゆっくり撫でているとこんな顔に。

 

 

おかげさまで、すべての大変なこと、つらいことが吹っ飛んだ。

白黒の子はわたしの背中に乗ったり、腕の中に納まりに来たりなど、これまたかわいさ全開だった。

おとなネコさんたちも膝に座りに来てくれて幸せ至極だった。

 

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