ドッグウォーカー博士のスローライフ

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インド訪問記

スマホを持ち去られる

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昨夜は家の前でものすごい音で爆竹が鳴り響いていたが、何だったのだろう。

今朝はいつも通りだった。

2日に雄牛とぶつかって倒れて以来、胸の上の方の痛みがなかなか取れない。

深い呼吸や咳をしたときにひどく痛むし重いものを抱えるのも厳しいのでスタッフに伝えておいた。

スタッフはみんな女性で、無理しないでと気遣ってくれるので、少し楽をさせてもらった。

ボランティアが増えたと思ったが、しっかり者のお姉さんは見習いスタッフだったことが判明した。

昨日から来始めたイギリス人カップルは、男性の方がアレルギーを発症したそうで、着くなり帰っていった。

女性の方は以前もボランティアで来ていたということで、福岡の学校に英語講師として行ったことがあると言っていた。

結局ボランティアはわたしを入れて2名だ。

ランチタイムになると現地スタッフはみなチャパティとカレーの弁当を広げる。

お互いに味見し合ったりしていたので、わたしもみんなにバナナを1本ずつ配って味見させてもらった。

みなヴィーガンなので安心だ。

高血圧で心臓が悪いと言っていた女性のはちょっと塩分多めだったが、辛さは普通で美味しかった。

今日は障害犬エリアが多かったので、比較的スローだった。

と言っても、車椅子散歩の付き添いのようにハードなものもある。

みんな乗りこなして猛スピードで移動するので、付いていくのが大変だ。

この子はとくに速いので止まった瞬間に急いで撮った。

 

その後は座ってい撫で撫でタイムを堪能。

 

この子は右前脚がなく左前脚は曲がっているのでうまく歩けないが、健康不良で去勢できないので他の雌犬を追い回しては嫌がられている。

人間は大好きで撫でてあげるとヘソ天でニコニコする。

包帯交換のときも、触ってもらえるだけでうれしいという表情をする。

 

この子だけかと思ったら他にもいた。

 

ずっと気持ちよさそうにうっとりしていた。

次に行ったのは大きなラブラドールさんがいるエリアだ。

せっせとマダニを取ってあげたらだいぶ少なくなった。

水浴び犬さんは今日も行水。

 

ここで一瞬スマホをブロックの上に置いて他の犬を撫でていたら、2頭の犬がスマホで遊び始めた。

急いで取り戻そうとしたらくわえて持ち去って行った。

あいにくその犬は撫でてはいけないと言われていたうちの1頭で、近づくと唸る。

犬ルールからすれば当然なので、壊される前に見習いスタッフの女の子に助けを求めた。

彼女が入って来て犬がそっちに気を取られている間に取り戻すことができてヤレヤレだった。

スマホカバーは傷ついていたが本体は無事だったのでひと安心。

スマホは肌身離さず持っていよう。

今日は昼頃から喉が痛くなって鼻水も出てきた。

ものすごく埃っぽいのでそのせいかと思ったが、風邪かもしれない。

明後日は休みを取ることにしたので、ゆっくり休養しよう。

 

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