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一日中雨で脚も痛かったので、家で調べ物をして過ごした。
寒いので実家でもらってきた父のおさがり腹巻を使っているが、今のところお腹が痛くなっていないので効果があるようだ。
起きているときも寝るときもずっとつけているので、冷えなくてすんでいるのかもしれない。
このところ忙しくてあまり動画を見ていないが、Animal Aid Unlimited (AAU) の動画だけはチェックしている。
すると顎を怪我したわんこのコメットさんの動画がアップされていた。
見てみると、昨日の記事で取り上げた犬に対する悪いアプローチの仕方の対極の、お手本的なアプローチだった。
昨日の動画は極めて深いだったが、そこで終わらずにぜひこちらのよい例を見て、脳内でシュミレーションしていただきたい。
知らない動物はもちろんのこと、一緒に暮らしている犬猫たちにも活用できる、というかすべきだ。
生々しい怪我の様子はほとんどないのでご安心を。
0:15でスタッフの男性が登場するが、その時の接近の仕方に注目していただきたい。
犬の退路をふさがずに、真横から接近している。
これ自体がカーミングシグナルだ。
昨日の動画では撮影者側から壁側に向かって接近しており、それが犬を恐怖に陥れる大きな原因の一つになっていた。
AAUスタッフ男性はゆっくりした動作(カーミングシグナル)でコメットさんに近づくとしゃがむ。
これもカーミングシグナルだ。
わしゃわしゃ触ったりせずに、手の甲でそっとお尻を触って様子をうかがう。
このとき、コメットさんはとくに体を固くしたり嫌がったりしていない。
ここで近づきすぎずに、少し距離を取っているのも大事な点だ。
いきなりパーソナルスペースを侵害されたら一気に警戒心が高まるので、適度な距離を確保したい。
さらに立て膝をしている点もすばらしい。
犬との間にさえぎるものが何もなくダイレクト接するよりも、割って入る何かがあった方がずっと安心するからだ。
これは回避のときに使うテクニックと同じで、路上にある電柱や植え込みなどを間に挟むことで、対象との間の緊張を和らげるのである。
レスキューの時には立膝をした脚が便利だ。
0:21ではおそらく話しかけながらゆっくり撫でている。
ここで犬に覆いかぶさったり、近づきすぎたりしていないのもいい。
抱き上げるときが最も緊張するが、スタッフたちはいつもお尻の下にゆっくり手を入れて静かに抱え上げている。
この人もそうだ。
こういう動き方、動く速度、リラックス感など、すべてが犬を安心させると思う。
診察台の上では治療をしている獣医以外に2名の人が、保定というよりなだめ係になっている。
日本だと保定係は動かないように強く押さえつけることが多いが、この治療施設では必要最低限の保定で、あとは撫でたりなだめたりしていることがほとんどだ。
他の動画についても言えるのだが、少し犬が嫌がっても叱っていないし、無理やり押さえつけたりもしていない。
これが犬が協力的になる要因のひとつだと思っている。
犬が痛みや不安などで怯えているときの接し方として、本当に素晴らしいと思う。
You Tube では世界中のレスキュー団体の動画が見られるが、接し方がここまでいいところは非常に少ない。
叱ったり、押さえつけたり、嫌がっているのに強引に進めたりなどするシーンがあるのだ。
ストリート犬たちが穏やかというのもあるが、警戒された場合にはさっと毛布をかぶせたり、治療に必要な間のみマズルガードを使ったりもしている。
その使い方が必要最低限というところもまたいい。
参考になることばかりでわたしは毎回欠かさず見ている。
だが舞台裏も含めて実際に見たらさらに勉強になるだろうと確信している。
ぜひみなさんも現地リポートを楽しみにしていただきたい。
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