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世界各地で高温が観測されているが、ここイスタンブールは湿度が低いので部屋に入れば涼しい。
わたしの部屋にはエアコンがないが、あっても使わなかっただろうと思う。
だが日本では無理だ。
暑さで犬猫たちが体調を崩したという話を聞くようになっってきたので、是非とも気をつけていただきたい。
中庭ねこさんたちは、暑い時間帯はずっと畑の土の上で寝ている。
子猫さんも元気だが、朝出かける時に他の猫さんんたちがいなかったので、ごはんをたっぷりあげておいた。
水入れが置いてあるのは知っていたが、チェックすると水が換えられていなかったので、容器をきれいに洗ってたっぷり水を入れて、子猫さん用の水入れも置いておいた。
少し遅くなったが、早めの時間に大人気スポットのトプカプ宮殿を見に行ってきた。
地下鉄駅まで歩いていると、草木が茂る空き地にわんこさんたち5〜6頭のグループがいた。
昨日書いたように、人目につかないところで集団で暮らしているのだ。
アンカラの公園でもそういうわんこさんたちがいた。
それとは対象的に猫さんたちはもっと人のそばで暮らしていることが多い。
さて、トプカプ宮殿は、1467年にメーメット2世が建ててから19世紀の半ばまで、スルタンと家族や関係者たちの住居として使われていた。
宮殿の大きさは約70万㎡と広大で、歴代スルタンによって増築されているので複雑な作りになっている。
わたしは庭でも建物内でも迷ってしまった。
最初にいちばん見たかったハレムに行く。
ハレムは宮廷の女性たちが暮らす場所で、ここには中央アフリカから連れて来られて宦官にされた人たち、奴隷の女性、スルタンの母、スルタン、皇太子、スルタン寵愛女性らそれぞれの住居がある。
世界的に大ヒットしたトルコの歴史ドラマ「オスマン帝国外伝」にはまっていたので、その舞台というだけでも興味深いが、タイルと装飾好きとしても十分楽しめる。
ちなみにハレムの女性たちは市場で買われたり贈り物とされるなどして連れて来られ、ハレムの外に出ることはできなかった。
文字通り奴隷だが、スルタンの息子を産んでその子がスルタンの座につくと、スルタンの母として絶大な権力を手にすることになるのでドロドロの惨劇が繰り広げられる。
スルタン謁見の間。
スルタンと寵愛女性が座る椅子。
美しいタイル
海からの風が心地よい
トプカプ宮殿は広大な敷地に建物が点在しているので、そこを移動しながら展示物を見ていく。
なので時間がかかるし迷子にもなる。
意外にも良かったのが衣服の展示で、ふらっと見てみたら、デザインの美しさと保存状態のよさに驚いた。
オスマン帝国を最盛期に導いたスレイマン1世のカフタン
他にも宝飾品や陶器などが数多く展示されていた。
宮殿から出ると日陰で「怠惰な」わんこさんがお昼寝していた。
イスタンブール名物?
宮殿は現在文化財として鑑賞する分には美しいが、君主が絶大な権力を握って統治するというシステムは醜悪だ。
やはり人民主権の共和政がいい。
民主的な意思決定システムは国家だけでなくあらゆる社会集団にも必要で家族内でも同様だ。
わたしはそこに動物たちも入れるべきだと思っている。
人間は絶対君主の地位を明け渡して、動物たちと対等な立場になろう。
それが歴史が示す社会のあり方ではないだろうか。
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