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朝起きたら小雨が降っていた。
そのうち止むかと思ったがなかなか止まず、気温が上がってきたので残念ながら散歩は中止となった。
暑くなってから雨の合間を縫って庭仕事をしてたら汗だくになった。
そうこうしていると雷が鳴り出したので、みんなで部屋に避難した。
マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)は、わたしの脚の上にあごを乗せて不安そうだ。
はっちゃん(秋田MIX♂8歳)はベッドの下の冷たい床にいた。
このところ午後になると雷が鳴ることが多く、明日もそんな天気のようだ。
みんなで静かに音楽を聴くなどしてやり過ごそう。
ところでネットを見ていたら、犬の「わがまま」な行動として、叱ったら唸るというのがあげられていた。
「わがまま」というのは、自己中心的とか自分勝手という意味だが、唸るのは自分勝手な行いだろうか?
犬の唸りは吠えと同様にコミュニケーション手段である。
「やめて」、「あっちいけ」を伝える強い表現だ。
穏やかに「やめてくれないかな」とボディランゲージで伝えても聞いてもらえないとか、あるいは相手がいきなり無礼な行動をしたとか、自分が脅かされるように感じたとか、そういう状況の時に唸り声を使う。
マルちゃんは自分が人間ベッドでくつろいでいるときにはっちゃんがそばに来ると唸る。
これは「あっちいけ」と言っているのだ。
犬同士あるいはオオカミなどでも、相手が近づきすぎたときに「下がれ」という意味で使うことがよくある(使わない犬もいる)。
人間が叱ったら唸ったというのは、叱るという人間の攻撃的な行動に対して「やめて」と言っているのである。
人間は犬を叱るときに、怖い顔をして、目をにらみつけ、怒りを含んだ強い口調で言葉を発する。
そんなとき犬は体を縮めて固くし、まばたきし、目をそらし、顔を背け、舌をぺちゃぺちゃし、あくびする。
これは相手をなだめるしぐさであると同時に、ストレスがかかったときに出る行動=カーミングシグナルだ。
こわい、いやだ、やめて、と言っているのである。
だが人間はそんな犬の様子を見て、「なまいきだ」とか「舐めている」などと言ってますます叱る。
そんなことを繰り返しているうちに、犬はイライラを募らせるし、身の危険も感じるだろう。
そこでもっと強く「やめて」を伝えようとして、唸り声を使うようになる。
それでも状況が変わらなければ、空噛み、歯を当てる、軽く噛む、強く噛むという風にエスカレートしていく。
人間が叱るなどという攻撃的な行動をしなければ起こらないことだ。
犬を叱りたくなる状況を考えてみると、犬の習性を理解していない(吠えや排せつなど)とか、環境のコントロールができていない(大事なものを犬が届くところに置くなど)、犬のストレス行動を誤解する、あるいは自分の腹いせなど、原因は圧倒的に人間側にある。
人間は「犬のしつけ」のつもりかもしれないが、とんでもない心得違いをしているケースがほとんどだ。
自分の行動が犬からどのように見えるかを、犬の目線で考えてみることをお勧めする。
犬の生活環境を犬にとって快適なように整えて、犬が安心して暮らせるようにすると、犬も人間も心穏やかに幸せに暮らせる。
もちろん腹を立てることも叱ることもなくなるので、ぜひとも実践していただきたい。
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